DEVISE FACTORYのこだわりは、素材だけではありません。
色にも、同じだけの時間と想いを注いでいます。
「いい色だ」と感じた瞬間から、記憶を辿り、服や小物、思い出の写真まで遡ることもあります。
そうして見つけた色のイメージを、日本で約20年来のお付き合いのある職人さんと共に、一つひとつ、手で丁寧に調合しています。
このページでは、そんな“想いから生まれた色”の背景をご紹介します。
PINK GRAY(ピンクグレー)


PINK GRAYは、約100年前に織られた一枚の着物から着想を得ています。
その着物は祖母から母へと受け継がれ、長い年月の中で、
やさしく色あせていきました。
かつてはピンクだった色は、少しずつグレーがかった色合いへと変化していたのです。
この色の元となる素材は、約1世紀前に生まれたトンプキン編み機で編まれています。
時間をかけ、空気を含むように編まれるその生地は、
色が持つ「経年の表情」をより深く映し出します。
この色は、鮮やかさを表現するものではありません。
時間、記憶、そして色が褪せていくことの美しさを表しています。
そんなPINK GRAYは、ひとつの国や時代だけで完結する色ではありません。
U.Sの編み機 × CHNの職人技 × JPNの染色と文化が融合し、
時間、記憶、そして色が褪せていくことの美しさを表現しています。
そして、経年変化の美しさは日本の「わびさび」の解釈に経て、
ものづくりに反映しています。

BORDEAUX (ボルドー)


今から52年前の小学校の入学式、
母と手を繋いで写った一枚の写真があります。
そのとき母が着ていた着物の色はあずき色でした。
改めてその写真を見返したとき、着物の色が気になり、
「この色をTシャツに染めたら、きっといい感じになるだろう」と想像しました。
実家に帰り、その着物を見せてもらうと、
写真で見るよりも長い年月でやさしく色あせていて、すごくいい色だったので
その美しい色合いを見本に、このボルドーを作りました。
※他のカラーストーリーも追加していきます!お楽しみに!
