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AGING SAMPLE
実際にスタッフやお客様が着用した服を、制作背景とともにご紹介。
永く着用するほど美しく変化するように、生地・プリントを生産しています。
完全オリジナル生地
希少な旧式の吊り編み機で丁寧に編むことで、長年の着用に耐え得る生地を作っています。
現代の機械では1時間に約25mほど編むことができますが、弊社で使用している古い旧式の機械では1時間に1mと時間をかけて編んでおり、非効率ではありますが、あえて時間をかけることで質の高い生地を生産しています。
さらに、ディバイスファクトリーでは「太い糸・通常の糸」の使い分けと、長年の試行錯誤で生み出した独自の編み方により、着用を重ねることで美しい経年変化が出る、完全オリジナルの生地構成になっています。
プリントの変化の工夫
プリントを経年変化に馴染ませるように、職人さんが溶剤を調整し、あえて吸着力を落としたり、水量、染み込み具合、刷る時の力加減を工夫しています。
プリントは落とさない、色落ちしないことが一般的ですが、ディバイスファクトリーでは不均一の良さ、完全ではないことが、オリジナルの表情を作るポイントだと考えています。
年数に沿ってプリントも変化することで、機械的に映らず、経年変化と共にプリントも馴染んでいきます。むしろ着用によってプリントも変化することで、今までの歩みを刻んだような、温かみのある風合いになります。
AGING SAMPLE
いずれも10年前後着用していますが、毛玉や色褪せが出来にくいためチープに見えず、まだまだ着用できます。
左:未着用品 | 右:12年間着用
サイズは異なりますが、同じスウェットの経年変化です。
12年経っても綺麗な状態を保っています。
左:未着用品 | 右:11年間着用
11年間着用後、むしろ味が出てきて唯一無二の風合いに。
着用年数に合わせて、プリントも育つように職人が調整。
3姉弟が12年にわたり着用したTシャツ
日焼けによる色の変化がございますが、生地自体が丈夫なため廃れず、むしろ唯一無二の表情に変化しています。
3姉弟が10年にわたり着用したデニム
9年着用したパーカー
美しいグリーンを保ちながら、味わい深い雰囲気のパーカーに変化しました。
9年着用したスウェット
毛玉がない上に光沢が残っており、上品な雰囲気を保っています。
13年着用したTシャツ
左は3姉弟が12年間に渡り着用したTシャツ、右は母親がその間お揃いで着ていました。
9年着用したロングTシャツ
プリント部分は経年変化によりヴィンテージ感のある雰囲気に育ちましたが、全体の生地が廃れていないため、古びた印象はなく上品さを保っています。
10年着用したスウェット(スタッフ私物)
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