
服を作るのに、服が好きなのは当然で、大切なのは自分がどんな物が好きなのか?だと思います。好きなものから、身に着ける服、小物、靴
と人それぞれのスタイルができていくからです。DEVISE FACTORYの場合、相棒とぼくの好みは、ほぼほぼ正反対で、趣味趣向も全く違います。
たとえば、相棒はバイク、インディアンジュエリー、ラルフローレン、が大好き。ぼくは全く興味がありません。(笑)
逆にぼくは、サーフィン、ボクシング、VANS、が大好きで、相棒は全く興味がありません。(笑)
世代の影響も当然あるのだと思いますが、しいて言えば、 ぼくはミーハーで(笑) 相棒は、1つのことを掘り下げるタイプ。
その二人で服をつくっているのですが、大事な共通点が1つあります。それは、雰囲気のある丈夫な服をつくりたいことです。
相棒は、昔アメリカにビンテージを買い付けに行く仕事をしていました。実際にDENIMのビンテージ、スウェットのビンテージと
触れ合ってますしデニムの知識もあります。 「いい味出てるんです」 「なかなか今は、こんな風合いないんですよね」とかデニム談義になるときがあります。
逆にぼくはデニムは好きだけど、ビンテージデニムの知識もありませんし、実際あまり触れたこともありませんでした。
ビンテージデニムの話を相棒から聞いて学んだのは、「いい味が出る、いい風合いになる」のは、やはり元の生地が丈夫ということ。
3人の子供たちに当時、はかせていたオリジナルデニム