D F ストーリー 16 染色技術

D F ストーリー 16 染色技術

雰囲気のある丈夫な服をつくるために、製品にしてからも、ひと手間も、ふた手間もかけます。
その1つが製品染めで、古い編み機でゆっくり編んだ生地に染めを施します。色もさまざまですが、
深くなじむような色を意識しています。約20年製品染めをしていてわかることは、やはり、しっかりした
いい生地を使えば、いい感じに色がなじみます。  染め工場さんとのコミュニケーションも大切で
染め依頼をするときも、相棒が現地に入り職人さんと打ち合わせします。このやり方は創業から約20年変わって
いませんし、これからも変わりません。 約20年続けていると、慣れが入って現地に行かず電話で依頼しがちですが
そこは相棒、「今より、もっといい色に染めたいですね」 「今回は、なかなかいい感じです」と得意の探究心のスイッチが入りっぱなし(怖)
このやり方が相棒のやり方なのです。

たまに、「いやぁー今回いい感じ!!いい感じです!」とハイテンションで報告してくれるときもあります。(怖 怖)
相棒がよく言葉する
「同じ旧式の吊り編み機を使って生地を作っても使用する糸や編みの設定、職人さんの技術、染める色、ブランドの考え方工夫で生地の風合いが
変わってきます。このあたりが吊り編み機を使用するブランドのさじ加減であり特徴になるんだと思います。」
その通りだと思います。