D F ストーリー 23 定番パッチワークパーカー

D F ストーリー 23 定番パッチワークパーカー

ある日、東京で一人古着屋めぐりをしていました。
いつもは、だいたい相棒と一緒に店を回り、服を見てあれこれ話すのですが
その日は、たまたま一人。
お気に入りの古着屋さんで1着のハーフコートを見つけました。
「ん、、これ無茶ええわ」 と気になり、店内で他の服を見てはまた、そのハーフコートを見に戻るというくらい気になりました。
その古着のコートを何回も見ているうちに、パッチワークでリメイクした部分をイメージしてDFの生地でパーカー作られへんかな?と思い、
一度、外に出て相棒に電話。 
僕 「今、むちゃええリメイクのコートあってんけど」    相棒 「はい。」
僕 「その古着のコートのリメイク部分見て、うちの生地でパーカー作るイメージできる?」  相棒 「???」
僕 「パッチワークでリメイクしてるところを、うちの黒とか杢の生地で組みなおしてイメージできる?」  相棒 「できんことないと思いますけど、、」
僕 「わかった。買ってかえるから、現物見てイメージして一回作ってみて」  
半ば強引に、『なんとかイメージして作ってくれ』と無茶ぶりをして大阪に帰りました。 
その後、現物を見た相棒は、「うん、うん、うん、」と、うなずき、「うーん」と考え込んだり、服とにらめっこ。すると紙に何やら書きはじめ
数日後、パッチワークの組み合わせを考えパーカーを完成させました。
そのパーカーも定番として今でも展開しています。