D F ストーリー 31 物件探し 2

D F ストーリー 31 物件探し 2

物件を探し始めて、実に2年が過ぎたころでした。
その日は、たまたま相棒と二人で出かけていました。
相棒のバイクに乗せてもらい、何カ所か回っているときでした。
僕 「ちょっと、公園周り行ってくれへん?」
相棒 「わかりました。」 
その時、季節は冬。バイクの後ろに乗ったのも初めて。(バイクにも興味ゼロ)
とにかく乗ってるのが寒くて、しっかり掴まっていないといけないし苦痛でした。(笑)
公園の北側を走っていたときでした。 ぼくの目にシャッターが閉まっているテナントが!
なんとなく「ここいいかも!」。2年間、物件を探し続けていましたが、この時の感覚は初めてでした。
バイクの後ろに乗っていたぼくは、相棒に「止まって!」と声を掛けましたが、エンジンの音でヘルメットの中から
発する声は届きません。後ろから、もう1度大声で「止まって!」と叫びました。
バイクを止めてもらい、そのテナントを見に行きました。 テナント募集の張り紙もなかったので
とっさに、不動産会社の友人に電話。住所を伝え、休みでシャッターが閉まっているのか?空いているテナントなのか?
を調べてもらうことに!
即、折り返しの電話がその友人からあり、「最近空いたみたいやわ。もう何件か問い合わせあるみたいやけど、どうする?おさえる?」
僕は、即「おさえて 」と返事しました。
その日が、新事務所兼店舗のスタートになりました。