D F ストーリー 4 「こんな感じ」

D F ストーリー 4 「こんな感じ」

初めての服づくり、スタートから壁、壁、壁、
なんとか、依頼準備もでき、その時にご縁のあった工場さんに
依頼することはできたのですが、依頼内容は乏しい限り 笑 
「こんな色の」 「こんな感じの」「こんな風合いの」、
こんな」を連発してました 笑
そんな、素人的な依頼に工場さんも
「こんな感じですか?」 「こんなんですか?」と
一生懸命対応してくれました。
 工場さんから「とにかく作ってみましょう!」 笑
と言われ、はじめての依頼は終了!
自分達で服づくりするまでは、当たり前だけど、
できあった商品を見てすべてが始まったので
何もない状態から商品ができ上がるまでの工程は
とにかく不思議な気分でした。
その後、はじめてのサンプルが上がってきました。
自分たちで書いたプリント版、好きな色、生地感、
どうなんやろ?
見た瞬間、感動しました!
と同時に、相棒と「なんか生地、硬ない?」 
「リブ、こんな感じの方が、ええかも?」
「色もう少し濃くしたらいいな」とか、
2人で反省点ばかり話してました。  
言うのは簡単で、ものづくりは本当に難しいと実感した瞬間。
結局この繰り返しで少しずつ良くなっていくものなので
創業から、約20年立った現在でも、引き続きこんな感じで2人で試行錯誤を繰り返しています。
価値は定義づけられるものではないですが、自分達の価値を理解してもらっている
工場さん、生地屋さん、プリント屋さん、染工場さん、卸先さん、もちろん買っていただいているお客様!
協力があればいい物が必ずできてきます!